スカイチケットの上手な使い方
スカイチケットは複数の航空会社の航空券を一括で検索でき、その時の最安値を知ることが出来る便利なサイトです。
ですが、スカイチケットは旅行代理店なので、航空券を購入する際に取扱手数料が発生します。この、取扱手数料があることを理解しておかないと、思わぬ損をすることがあるのです。
では、スカイチケットは使えないサイトなのかと言うとそんなことは無く、上手に利用することで格安の航空券を購入することが出来ます。
この記事では、ちょっと手間がかかる方法ですが、スカイチケットの上手な使い方を紹介します。
取扱手数料があることを理解する
スカイチケットを利用すると下記取扱手数料が航空券とは別で必要になります。
(いずれも片道分)
- ANA・JAL(JAC、JTA、RAC): 1,080円
- SNA・SFJ・ADO・FDA・IBX・ORC・AMX: 1,620円
- SKY:2,160円
- JETSTAR: 3,240円
- PEACH: 3,240円
- VANILLA : 3,240円
- SPRING JAPAN: 1,080円
この取扱手数料は最初の検索画面で表示されることはなく、航空券を選択した後の確認画面で取扱手数料を含んだ価格が表示されるようになっています。
上の画像を見てもらえば分かるように、検索結果では4,360円ですが、確認画面では7,600円になっています。内訳を見てみると取扱手数料3,240円が加算されているのが分かりますよね。
バニラエア公式サイトで同じ便の価格を見てみると、次のようになります。
これが良い悪いと言う話ではなく、取扱手数料がかかるということを理解しておかないと、思わぬ損をすることになりますよ。という話です。
株主優待割引が使える航空券を購入する
ANAやJALの株主優待割引割引は、国内線の航空券が50%引きで購入できるとてもお得なものです。
なのですが、色々調べていくと正直な話「株主優待割引」より航空会社が実施している早期購入割引の方が安かったりします。
まあ、予約変更不可と色々制約はありますけどね。
つまり、株主優待割引が適用される航空券は、内訳をみると上の画像のように表示されます。また券種に「株主優待割引」と記載されています。
株主優待割引、株主割引航空券の取扱手数料(仕入れ価格)は次のようになっています。(片道分)
- ANA : 8,300円
- JAL : 8,400円
- SFJ : 5,920円
上記の仕入れ価格に取扱手数料が加算されます。
- ANA・JAL(JAC、JTA、RAC): 1,080円
- SFJ: 1,620円
それでも、株主優待割引はかなり強力な割引なので、公式サイトで購入するよりも安くなります。
公式サイト最安値が38,590円でスカイチケットが32,570円ですから6,000円も安いですね。
券種と内訳を必ず確認
スカイチケットを利用するときは券種と内訳を確認することが大切。
券種に「株主優待割引」と表示されていれば、公式サイトから購入するよりも安く買えるはずです。
内訳をみても「株仕入れ代金」と書かれているのが分かりますよね。
ぎゃに言えば、「株主優待割引」が適用されていない航空券は、公式サイトよりも取扱手数料分高くなっていると考えられます。
スカイチケットで検索して公式サイトで購入する
さて、スカイチケットの利用方法ですが、株主優待割引が適用される航空券についてはそのまま購入しても公式サイトより安く買えることが多いです。
ですが、LCCなどは取扱手数料がかかる分公式サイトよりも割高です。
なので、スカイチケットを利用するときは…
スカイチケットで検索して最安値を調べ、公式サイトに移動して航空券を購入する!
これがベストです。
航空券購入後の手続きも公式サイトの方が簡単ですしね。
もちろん、スカイチケットと公式サイト、どちらが安いか比較することも忘れないでくださいね。
ちなみに、ご自身で株主優待が使える方は公式サイトを利用したほうが安いです。