スカイチケットと空旅.comを比較してみた

格安航空券を購入できる旅行代理店サイトと言えば「スカイチケット」と「空旅.com」ですよね!

ということで、「スカイチケット」と「空旅.com」を比較してみました。

東京⇒那覇の運賃で比較

2017年10月7日に東京から那覇へ行く飛行機を「スカイチケット」と「空旅.com」で検索してみました。

まず感じたのは「空旅.com」だと「羽田」と「成田」が一括で検索できるということ!これは便利。

スカイチケットだと「羽田」と「成田」は別で検索しないといけません。使いやすさでは「空旅.com」の方が上かも?

でも、検索結果に表示されている価格は全く一緒です。

上がスカイチケット、下が空旅.comの検索結果。

では、実際の価格はどうなのかジェットスターの19:00⇒22:00便をクリックして確認。

上がスカイチケット、下が空旅.comの検索結果。

はい!スカイチケットが18,310円、空旅.comが20,470円という結果に。なぜか2000円も差がありますが、これは手数料の差でしょうか?

ちなみにスカイチケットはその場で内訳を確認することができて、大人航空券代が15,070円、取扱料金が3,240円とのこと。しかし、空旅.comは内訳をみることが出来ません。

恐らく手数料だろうな、ということで次は手数料を調べてみます。

※ジェットスター公式サイトで同じ航空券を購入する場合は14,570円です。

手数料

まずはスカイチケットの取扱料金から見ていきます。

詳細を見たい方はスカイチケット公式サイトの一番下にある「旅行業約款」から「【国内】旅行業務取扱料金表 」をクリックするとみることができますよ。

で、スカイチケットの取扱料金は次の通り

  • ANA・JALの場合 1名1区間につき 1,080円
  • SNA・SFJ・ADO・FDA・ORC・IBX・AMXの場合 1名1区間につき 1,620円
  • スカイマークの場合 1名1区間につき 2,160円
  • Jetstar、Peach、Vanilla Air、SpringJapanの場合 1名1区間につき 3,240円

では次に空旅.comの手数料を見ていきます。

空旅.comの取扱料金は、航空券検索結果の一番下に書いてあります。ちょっとわかりにくかったので、同じ価格をまとめました。

  • ANA・JALは、1080円/1路線の取扱料金がかかります。
  • SFJ・ADO・SNA・FDA・HACは、1620円/1路線の取扱料金がかかります。
  • SKY・IBXは、2160円/1路線の取扱料金がかかります。
  • Peach(APJ)は、4000円/1路線の取扱料金がかかります。
  • Jetstar(JJP)は、5400円/1路線の取扱料金がかかります。
  • VanillaAir(VNL)・春秋航空(SJO)は、3240円/1路線の取扱料金がかかります。

さて、上下に並べてみてもさっぱり分からないので、横に並べます。

お互いに取り扱いのない航空会社がありますが、まぁそこは無視するということで。

実際に手数料を比較してみた結果、スカチケットの方が航空会社によって若干安いことが分かります。

株主優待について

株主優待について調べたところ、空旅の方が圧倒的に安いことがわかりました。
  • 空旅:6400円
  • スカイチケット:8300円
ですが問題は、空旅.comでは株主優待が適応される航空券が少ないんですよね…。
同じ日に空旅.comとスカイチケットを調べたところ、株主優待が適応されていた件数は「空旅.comが4件」「スカイチケットが8件」でしたから。
時間に余裕があるなら空旅.comで探し、もし希望する時間に株主優待が適応されたチケットがなければスカイチケットで検索する。
この使い方がベストかもしれませんね。

サービスの違い

格安航空券比較サイトの特徴は、一発で様々な航空会社の航空券価格が検索出来て、その時の最安値が分かることです。

ただし、「スカイチケット」や「空旅.com」を経由して予約した場合は、上記の取扱料金がかかるため、公式サイトで予約するよりも割高になります。

例外で安くなるのは「株主優待割引」を利用して購入した航空券だけです。

その上で、スカイチケットのような旅行代理店を使うメリットは何なのかと言うと、「ホテル」や「レンタカー」の予約が同時に出来ることにあると考えられます。

空旅.comも「AirTrip」とブランド統合したことで、ホテルや旅館の予約、海外航空券の予約も出来るようになりましたが、検索は別画面です。

スカイチケットの場合、航空機検索の画面で「ホテルも探す」のチェックを入れると、同時検索を行ってくれます。

この辺は、スカイチケットの方が便利ですね。

また、サービスの種類を比べてみると空旅.comが国内航空券予約、海外航空券予約、宿泊予約の3つ。

それに対してスカイチケットは、国内航空券、海外航空券、ホテル、宿泊、レンタカー、海外WiFi、観光ガイドなど、様々なサービスがあります。

サービスだけで考えると、スカイチケットが便利かもしれません。

利用するならスカイチケット

格安航空券を探すための検索であれば、空旅.comが使いやすいです。

でも、手数料の価格差やサービスの種類を考えるとスカイチケットの方が便利だと言えます。

格安航空券検索サイトは「取扱料」がかかるので、株主優待割引を使っていない航空券は高いですしね。

便利に使うならホテルなどをセットで考えないと、ただ高い航空券を買うだけになってしまいますから。

そういった意味合いでも、レンタカーやホテル予約も出来るスカイチケットが便利ですよ。


スカイチケット